街道脇のノスタルジック食堂②
栃木県小山市のある扶桑ドライブインで昼食を摂ることにした。昭和レトロの外観同様、店内もレトロ感満載である。
しかも「昭和レトロ食堂のあの独特」な匂いが、強烈にする店内なのだ。あの独特な匂いの元は一体なんなのだろうか?決して良い匂いではないのだが、どこか懐かしい気持ちにタイムスリップしてしまう、不思議な匂いなのだ。
店内はイス席と小上がりのある座敷スタイルがあり、結構な大きさで小上がりの奥には「カラオケ機材とステージ」があるようだ。どうやらここのおかみさんが、歌謡曲などのコンクールに出ていたようだ。
メニューは「野菜たっぷりタンメン770円」と「焼肉定食990円」の2種類。聞くところによると「野菜たっぷりタンメン」には野菜が1kgも入っているようで、どんぶりにてんこ盛りの野菜は麺にたどり着くまで、かなりの時間が掛かりそうだった。
ボクは今回は焼肉定食を注文した。なにしろおばさん二人で切り盛りしているので、注文してから出来上がるまでに15分以上はかかってしまう。この日はあいにくの土砂降りだったが、地元のお客さん以外ににも、他県から来ているような人が何組か来ていた。
焼肉定食には冷ややっことお新香、それと写真にはないが味噌汁が付く。焼肉は片栗粉に一度まぶしてから、タレ焼きをしているので、かなり濃厚な味付けで、ボクの好みではなかった。ごはんも「べちゃべちゃ」していて、どうもいかん。味噌汁も残念ながらほとんど味のしない、色のついたお湯のようで残念。
なにより「極め付きに残念だった」のは、水を汲んでくれたガラスコップが「ひどい臭い」がすること。きっとおばさん二人だから、きちんと洗えていないんだろうな。まあでも、下水のような臭いのするお水はさすがに飲めませんね・・・残念